文献

J-GLOBAL ID：201102256764921822   整理番号：11A1205662

地上からの上空赤外線輝度測定によるMODIS型晴天判定アルゴリズムの検証

Test of MODIS-type Cloud Mask Algorithm in Comparison with Collocated Observations by infrared-thermograph on Ground

著者 (2件)： AOYAMA Takashi (Fukui Univ. Technol., Fukui-shi, JPN) ,  NAGANO Motohiko
資料名： 日本リモートセンシング学会誌  (Journal of the Remote Sensing Society of Japan)
巻： 31  号： 3  ページ： 323-333  発行年： 2011年07月05日 
JST資料番号： X0714A  ISSN： 0289-7911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超高エネルギー宇宙線(UHECR)の極限の調査を目的にJEM-EUSO(日本実験棟-広角超高エネルギー宇宙線望遠鏡)プロジェクトが準備中である。このプロジェクトではUHECRで発生する空気シャワー軌道からの蛍光の国際宇宙ステーション(ISS)上の望遠鏡の集点面に設置された光検出器での測定が計画されている。その為JEM-EUSO視野の軌道に沿った雲の情報が必要とされる。約1kmの空間分解能の晴天画素の選択の為,赤外窓領域の輝度温度の測定を準備中である。本報告ではMODIS(中分解能撮像分光放射計)型の晴天判定アルゴリズムを個々の天空背景に適用し,福井工業大学上空の約1km×1kmの領域の画素に対して1と0の間の晴天確信度を割当てる。同一時間に福井工業大で赤外線輝度測定された上空状態を同一視野で比較することにより,MODIS型晴天アルゴリズムにより割当てた晴天確信度が1kmの空間分解能でどのぐらいの雲比率に適用可能かを検証する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 赤外線 ,  輝度温度 ,  *分光放射計 ,  *晴天 ,  判断 ,  アルゴリズム ,  検証 ,  *宇宙線 ,  空気シャワー ,  蛍光 ,  宇宙ステーション ,  望遠鏡 ,  光検出器 ,  雲 ,  空間分解能 ,  観測
準シソーラス用語： MODIS ,  国際宇宙ステーション ,  地上観測 ,  *超高エネルギー宇宙線

分類 (2件)： 宇宙線・天体物理観測技術  (DB01000N) ,  分光法と分光計一般  (BD07041Q)

引用文献 (14件)：

• NAGANO, M. Observations and implications of the ultrahigh-energy cosmic rays. Rev. Mod. Phys. 2000, 72, 689-732
• NAGANO, M. Search for the end of the energy spectrum of primary cosmic rays. New J. Phys. 2009, 11, 065012, 1-32
• TAKAHASHI, Y. The JEMEUSO mission. New J. Phys. 2009, 11, 065009, 1-21
• NAUMOV, D. V. EUSO reconstruction algorithms. Blind game. 2004, 1-24
• NAGANO, M. Determination of clear-sky exposure in JEMEUSO experiment, Internal Report. 2007

タイトルに関連する用語 (7件)： 地上 ,  赤外線 ,  輝度 ,  MODIS ,  晴天 ,  アルゴリズム ,  検証