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J-GLOBAL ID：201102256968063906   整理番号：11A0141191

過渡的円管内流での乱流遷移に対する初期一定加速の影響

Effect of Initial Constant Acceleration on the Transition to Turbulence in Transient Circular Pipe Flow

著者 (4件)： IGUCHI Manabu (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  NISHIHARA Kazuyoshi (Osaka Electro-Communication Univ., Osaka, JPN) ,  NAKAHATA Yusuke (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KNISELY Charles W. (Bucknell Univ., PA)
資料名： Journal of Fluids Engineering  (Journal of Fluids Engineering)
巻： 132  号： 11  ページ： 111203.1-111203.9  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： C0997A  ISSN： 0098-2202  CODEN： JFEGA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 静止状態から円管断面積での平均速度がある定められた値に達するまで一定の加速度で加速される過程での過渡円管流における乱流遷移について,実験的に調べた。断面積平均速度がある値で一定になった段階での最終Reynolds数は,約3000という定常管内流の遷移Reynolds数よりも十分大きな値を選んだ。乱流遷移に入ったことの判断は,熱線風速計で測った軸方向速度成分とそのRMS値によって行った。各実験条件のもとで,断面積平均速度が定められた値に達した後に乱流スラグの発生が見られたために,流れが加速されているにもかかわらず乱流の生成は抑制された。この乱流スラグ発生のタイムラグは加速度値が増加するに従って減少した。このタイムラグを推定する実験式を導出した。また乱流ラグ先端の伝搬速度は加速値には依存しなかった。

シソーラス用語： *管内流 ,  円管 ,  *遷移流 ,  スラグ ,  乱流 ,  熱線風速計 ,  遅れ
準シソーラス用語： 乱流遷移 ,  *乱流スラグ ,  タイムラグ

分類 (1件)： 管内流  (BC02090Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 円 ,  管内流 ,  乱流遷移 ,  初期 ,  加速