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J-GLOBAL ID：201102256999903074   整理番号：11A0810040

下水汚泥エネルギー利用システムのインベントリ分析による性能評価

An Inventory Analysis of Sewage Energy System

著者 (3件)： 木室洋介 (東北大学大学院工学研究科) ,  古林敬顕 (東北大学大学院工学研究科) ,  中田俊彦 (東北大学大学院工学研究科)
資料名： Journal of the Japan Institute of Energy  (Journal of the Japan Institute of Energy)
巻： 90  号： 3  ページ： 247-257 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： F0217A  ISSN： 0916-8753  CODEN： JJIECE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 下水汚泥は,他のバイオマス資源と比較して成分が悪く,含水率が高いため有効活用が難しいものの,発生量が多いためその特性改善による影響は大きい。従来多く用いられてきた焼却システムに代えて,炭化やガス化システムを導入することで,地球温暖化緩和策として有効であり,インベントリ分析による性能評価を行い,下記事項などについて解説した。1)下水汚泥のエネルギー利用,2)下水汚泥バイオマスの特徴と対象システム,3)インベントリ分析と設定条件,4)エネルギー収支の算出,5)温室効果ガス排出量と汚泥処理費用コストの算出,6)インベントリ分析による解析結果とその考察(温室効果ガス排出量,コスト比較結果,設備容量に対する感度解析,含水率に対する感度解析,など),7)総合評価結果及びシステムの特性。

シソーラス用語： エネルギー資源 ,  *利用 ,  *分析 ,  ライフサイクルアセスメント ,  *性能評価 ,  廃物利用 ,  システム ,  *内燃機関発電 ,  システムモデル ,  エネルギー収支 ,  排出量 ,  *費用効果分析 ,  感度解析 ,  温室効果ガス排出量 ,  *下水汚泥
準シソーラス用語： *下水スラッジ ,  *エネルギー利用 ,  *インベントリー分析 ,  廃棄物利用 ,  発電システム ,  *バイオマス発電 ,  マルチモデル ,  *コスト効果分析 ,  含水量依存性

分類 (2件)： スラッジ処理・処分  (SC05050K) ,  化学プロセスの解析  (XC01030R)

引用文献 (39件)：

• 1)(社)日本エネルギー学会,バイオマスハンドブック,(オーム社),p. 17(2002) : Japan Institute of Energy, Biomass Handbook, (Ohmsha), p. 17(2002)
• 2)環境省, 経済産業省,温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル,(2006) : Ministry of the Environment, Ministry of the Economy, Calculation and Response Manual of Greenhouse emission burden, (2006)
• 3)国土交通省都市・地域整備局下水道部,(社)日本下水道協会,下水道ビジョン2100,(2005) : Ministry of Land, Infrastructure and Transport, Japan Sewage Works Association, Vision of sewage system 2100, (2005)
• 4)日本下水道事業団,下水汚泥固形燃料化システムの技術評価に関する報告書,(2008) : Japan Sewage Works Agency, Assessing Technology Report of Sewage System Which make solid fuel, (2008)
• 5)永野雅博,並木圭治,田崎敏郎,東京都下水道局技術調査年報,(2007) : Nagano, M., Namiki, K., Tasaki, T., Technical and Survey Annual Report of Bureau of Sewerage Tokyo Metropolitan Government, (2007)

タイトルに関連する用語 (4件)： 下水汚泥 ,  エネルギー利用 ,  インベントリ分析 ,  性能評価