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J-GLOBAL ID：201102257030960735   整理番号：11A1242632

ステンレス鋼上にキトサンベースコーティングの形成および特性化

Formation and Characterization of Chitosan-Based Coatings on Stainless Steel

著者 (8件)： HALADA Gary (Stony Brook Univ., NY) ,  JHA Prashant (Stony Brook Univ., NY) ,  NELSON Karl (Stony Brook Univ., NY) ,  ZHAO Wei (Stony Brook Univ., NY) ,  KORACH Chad S. (Stony Brook Univ., NY) ,  NEIMAN Aaron (Stony Brook Univ., NY) ,  LEE So-Jeung (Stony Brook Univ., NY) ,  MINTZER Eric (Kings Park High School, NY)
資料名： ACS Symposium Series (American Chemical Society)  (ACS Symposium Series (American Chemical Society))
号： 1054  ページ： 159-171  発行年： 2010年 
JST資料番号： H0588B  ISSN： 0097-6156  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最小限の表面処理で304ステンレス鋼上にキトサンを電気化学的に堆積したコーティングは,非常に優れた機械的および接着性質を産生した。分光学的/力学的なデータから,カチオン性キトサンが陰極に分極した表面の直ぐ隣りから引きつけられている,ことを示し,其処では,最初に強く結合した層が不動態膜の最外層に於いてNH₂基とクロム酸塩オキシアニオン間の錯化を通して形成されている,と提案した。脱プロトン化機構を通して,キトサンがステンレス鋼電極面近くのpH勾配に因り溶液から堆積された。乾燥塗膜が,幾つかの官能基の付加的な酸化と共に(それが橋かけや機械的性質に関与するかも知れない),高分子量脱アセチル化キトサンに似ている化学種を有して発生していた。形成された構造はまた非電気化学的形成膜よりも高い結晶度を有している様に見えた。詳細な結晶構造は,膜中の酸化されたCおよびNの役割と共に検討中である。引掻き/摩耗試験から,電着キトサン膜がステンレス鋼基板に強い密着性を有し,高い弾性回復量を有し,および塑性変形を行ない,そして層間剥離に先立って凝集破壊を起こす,ことが分った。全体的に,304ステンレス鋼基板上への紫外線照射と乾燥を伴う,キトサンの電気化学的駆動堆積法は,各種の工学系および生物医学的応用にとって適切な機械的および接着性質を有する構造物を生じていた。

シソーラス用語： *キトサン ,  *電解加工 ,  *被覆材 ,  *塗膜形成能 ,  *キャラクタリゼーション ,  *ステンレス鋼 ,  イオン化 ,  カソード ,  イオン間相互作用 ,  不動態皮膜 ,  外面 ,  アミノ基 ,  クロム酸塩 ,  アニオン ,  錯体生成 ,  脱プロトン ,  反応機構 ,  pH【水素イオン指数】 ,  基 ,  酸化 ,  脱アセチル ,  結晶度 ,  引かき試験 ,  摩耗試験 ,  密着性 ,  弾性 ,  塑性変形 ,  破壊 ,  紫外線照射 ,  紫外線乾燥
準シソーラス用語： pH勾配 ,  オキシアニオン ,  カチオン化 ,  官能基 ,  凝集破壊 ,  弾性回復 ,  *特性化

分類 (4件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  多糖類  (CF10054P) ,  電極過程  (CB07040U) ,  反応工学,反応速度論  (XE01020M)

タイトルに関連する用語 (2件)： ステンレス鋼 ,  特性化