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J-GLOBAL ID:201102257059374541   整理番号:11A1702768

冷却EGRおよび可変ジオメトリー排気タービン過給機を搭載したH2豊富大型ディーゼルエンジンの排気物質

Exhaust emissions of a H2-enriched heavy-duty diesel engine equipped with cooled EGR and variable geometry turbocharger
著者 (7件):
資料名:
巻: 91  号:ページ: 155-163  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本論文は2004 Mack MP7 355E大型ディーゼルエンジンの排出ガスに及ぼす水素(H2)添加の影響を検討した。期待通りに,H2の添加により,粒子状物質(PM),不燃炭化水素(HC)および二酸化炭素(CO2)の排出を大いに減少させた。しかし,一酸化炭素(CO)および窒素酸化物(NOx)の排出に及ぼすH2水素の影響はH2添加量およびエンジン負荷に依存した。13モードのESC(European Stationary Cycle)による測定で,2%および4%のH2(給気混合容積%)の添加により,二酸化窒素(NO2)の排出が著しく増加したが,一酸化窒素(NO)の排出を減少させた。H2の添加はNOxの排出にのみ最小限の影響を及ぼした。排気物質に及ぼすH2添加の詳細な影響を1200rpmにおける種々の負荷で調べた。低負荷におけるH2の添加は,10%負荷を除き,NOx排出に緩やかに影響を与えた。10%負荷での4%を超えるH2添加により,NOx排出が減少し始めた。中程度から高負荷で運転すると,比較的少量のH2の添加で,NOx排出が僅かに減少した。NOx排出の期待した増加は中程度から高負荷での大量のH2の添加のみで観察した。フル負荷で運転すると,H2の添加はNOx排出にほとんど影響を与えなかった。場合によっては,H2流速の僅かな変化がNOx排出を突然増加させた。更にH2添加量を増加,または低下することで,NOx排出を期待値まで回復させた。この矛盾は,再循環する排気ガスの流速における予想外の変化に起因していた。得られたデータに基づくと,小さなH2O電解装置,またはディーゼル燃料改質装置を用いて車載製造するなどの小量のH2添加で,このディーゼルエンジンの排気物質を大幅に減らすことは,実行不可能であると考えられる。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
圧縮点火機関  ,  有害ガス処理法  ,  エーロゾル 

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