抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ロボットシステムのソフトウェアプラットフォームでは,仕様が明確に文書化されることが少ないため,複数のベンダによる実装の多様化や,実装間での相互運用は期待できなかった。2008年,ロボットのコンポーネントに関する標準ロボティックテクノロジコンポーネント(RTC)がソフトウェアの国際標準化団体OMGで正式に公開された。本稿では,OMG RTC標準が生まれた経緯および,標準で定められているRTC標準の概要について記述した。近年,RTC標準を採用したミドルウェアがいくつか開発されているため,それらも紹介するとともに,現在OMGで行われているRTCに関連する新しい標準や,次期バージョンのRTC仕様の標準化動向にも言及した。