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J-GLOBAL ID：201102257252501046   整理番号：11A0476241

IPCCデフォルト値に代わる新たな有機質土壌の耕起に由来する水田からの亜酸化窒素排出量

著者 (1件)： 永田修 (農研機構 北海道農業研究セ)
資料名： 新しい研究成果 北海道地域
巻： 2009  ページ： 99-101  発行年： 2010年11月30日 
JST資料番号： J0932A  ISSN： 0919-9152  資料種別： 逐次刊行物 (A)
発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 泥炭土水田圃場からの亜酸化窒素排出量は,-0.11~1.51kg N₂O-N/ha/年の範囲にあり,平均値は0.59kg N₂O-N/ha/年であった。施肥由来の排出量を差し引いた耕起由来の亜酸化窒素排出量は,-0.28~1.27kg N₂O-N/ha/年の範囲で平均0.30kg N₂O-N/ha/年であり,IPCCのデフォルト値8kg N₂O-N/ha/年に比べ著しく低い値であった。この結果,有機質土壌の耕起に由来する水田からの亜酸化窒素排出量は,国独自の数値0.30kg N₂O-N/ha/年が設定され,デフォルト値による算出に比べ見積りは大きく減少することになった。(著者抄録)

タイトルに関連する用語 (7件)： IPCC ,  デフォルト値 ,  有機質土壌 ,  耕起 ,  水田 ,  亜酸化窒素 ,  排出量