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J-GLOBAL ID:201102257307484146   整理番号:11A0760571

水稲における育苗箱施用剤が穂いもち被害程度におよぼす影響

著者 (4件):
資料名:
号: 61  ページ: 22-25  発行年: 2010年12月28日 
JST資料番号: F0809A  ISSN: 0368-623X  CODEN: KNBKAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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2009年に福島県郡山市,田村市のいもち病常発地帯2地区を対象に,圃場ごとの穂いもちの発生状況と防除実績調査を行った。その結果,育苗箱施用剤を組み入れた防除体系の圃場では,長期残効により葉いもちの初発を遅らせ,流行期間を短縮することで,穂いもちも抑制された可能性が示唆された。さらに郡山市のいもち病常発地帯において,2003年のような冷害年では,育苗箱施用剤を施用しても,穂いもちが多発しており,追加防除が必要と考えられ,育苗箱施用剤の防除効果には低温や出穂の遅れが関わっている可能性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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稲作  ,  菌類による植物病害  ,  化学的防除 
引用文献 (11件):
  • 浅賀宏一 (1981) イネ品種のいもち病に対する圃場抵抗性の検定方法に関する研究. 農事試研報 35: 51-138.
  • 福島県病害虫防除所 (2003) 平成15年度植物防疫年報, 福島県病害虫防除所, 福島県 pp. 11-14.
  • 福島県病害虫防除所 (2010) 平成21年度植物防疫年報, 福島県病害虫防除所, 福島県 pp. 25-32.
  • 石黒 潔 (2000) イネいもち病の疫学的研究から見た今後の防除体系. 日本植物病理学会東北部会創立35周年記念誌 45-52.
  • 加藤 肇・佐々木次雄 (1974) イネいもち病の疫学的研究--とくにイネ体上におけるいもち病菌の増殖過程と穂いもち発生量の数値予測--. 農技研報 C28: 1-61
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