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J-GLOBAL ID:201102257328044537   整理番号:11A1482190

幹細胞の遺伝子発現プログラムはヒト白血病の臨床転帰に影響を与える

Stem cell gene expression programs influence clinical outcome in human leukemia
著者 (19件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 1086-1093  発行年: 2011年09月 
JST資料番号: W0636A  ISSN: 1078-8956  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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固形腫瘍や白血病の中には,がん幹細胞(CSC)によって維持され,CSCを頂点とする階層性をもつものがあることが,異種移植モデルによって示されている。このCSCモデルは有望ではあるが,そのヒトにおける臨床的妥当性はまだわかっていない。本論文では,16例のヒト原発性急性骨髄性白血病(AML)検体から,それぞれ複数の細胞集団を選別し,高感度の異種移植アッセイによって白血病幹細胞(LSC)を含む細胞集団を同定したことに基づいて,AMLにはCSCモデルに基づく階層性が存在することを示す。機能が確認された各細胞集団の遺伝子発現解析から,LSCに特異的な遺伝子発現シグネチャーが得られた。同様に,造血幹細胞(HSC)の遺伝子発現シグネチャーも同定された。バイオインフォマティクス解析から,LSCとHSCに共通の中心的な転写プログラムが突き止められ,「幹細胞性」の特性の基礎となる分子装置の存在が明らかになった。CSCとHSCの幹細胞遺伝子発現シグネチャーはともに,患者の生存の非常に有意性の高い独立予測因子であり,ともに既知の予後予測シグネチャー中に存在することがわかった。したがって,幹細胞性の決定因子はAMLの臨床転帰に影響を与えており,LSCは臨床的に妥当であって,異種移植に伴う人為的産物ではないことが確証された。Copyright Nature Publishing Group 2011
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分類 (3件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  血液の腫よう  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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