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J-GLOBAL ID：201102257408081786   整理番号：11A1664802

里山里海の生態系評価における社会的地域区分手法

著者 (1件)： 北澤哲弥 (千葉県生物多様性セ)
資料名： 千葉県生物多様性センター研究報告  (千葉県と大学の生物多様性連携学術報告)
号： 2  ページ： 54-57  発行年： 2010年03月19日 
JST資料番号： L8255A  ISSN： 1884-4855  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では千葉県の里山里海における課題を把握し解決への道筋を考察するため,都市との関係に着目し解析基盤として里山里海地域区分を述べた。指標として人口密度,人口増加率,高齢者率を用い,里山里海の1)都市化進行地域(人口は都市レベルに達しない人口増加地域),2)過疎高齢化地域(人口減少と高齢化同時進行地域),3)都市域(都市化が進んだ高人口密度域),4)奥山域(森林等自然環境が多く残る低人口密度域)の4区分を設定し,市町村を基本単位に各社会地域区分の典型地域を抽出し,各14,10,7,1自治体を得,各地域の人口密度/高齢者率/水田面積/宅地面積推移を示した。1)人口密度と宅地面積が緩やかに増える一方,水田面積は緩やかに減り,高齢者率は3)より若干高い。2)宅地面積はやや増える一方,人口密度は減り過疎化が進み,水田面積は減り,高齢者率は他地域と比べ特に高い。3)都市化が急速に進み,人口密度,宅地面積が増える一方,水田面積が減り高齢者率が増えている。4)便宜上,2)へ含めた。社会的地域区分は土地利用など生態系や生物多様性影響指標でも明確な差がある。

シソーラス用語： *地域 ,  *海洋 ,  *リスク ,  *リスク評価 ,  *分類 ,  指標 ,  人口密度 ,  人口問題 ,  増加 ,  老人 ,  都市化 ,  過疎化 ,  地方自治体 ,  宅地 ,  面積 ,  圃場 ,  生態系 ,  生物多様性
準シソーラス用語： 高齢化 ,  高齢者 ,  市町村 ,  人口増加 ,  *生態リスク ,  田畑 ,  *里海 ,  *里山

分類 (3件)： 生態系  (EE01040P) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  農林水産一般  (FA01010X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 里山 ,  里海 ,  生態系 ,  評価 ,  社会 ,  手法