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J-GLOBAL ID：201102257569268347   整理番号：11A0942065

ポリスチレンスルホン酸とカチオン界面活性剤とで形成された固体様高分子電解質-界面活性剤複合体の系統的な誘電緩和の研究

Systematic Dielectric Relaxation Study of Solid-Like Polyelectrolyte-Surfactant Complexes formed between Poly(styrenesulfonate) and Cationic Surfactants

著者 (2件)： NAKAMURA Kenji (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN) ,  FUKAO Koji (Ritsumeikan Univ., Shiga, JPN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 44  号： 8  ページ： 3053-3061  発行年： 2011年04月26日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水不溶性の高分子電解質-界面活性剤複合体(PSC)の広範囲の周波数(0.1~2MHz)と温度(-90~180°C)の領域での誘電緩和(DR)挙動を検討した。ポリ(アルキルトリメチルアンモニウムスチレンスルホン酸)(C_nDAPSS n=12~16,およびジC₁₂)複合体はポリスチレンスルホン酸ナトリウムと対応する長鎖アルキルアンモニウムブロミドとを混合することによって調製した。複合体には3つの誘電緩和モードが認められた。それぞれの緩和モードの帰属を行った。最も遅い緩和と電導率はArrheniusの温度依存性を示して,イオン対の会合と解離を反映しており,界面活性剤イオンがイオン対の会合/解離の繰返しによって輸送されていることを示唆した。

シソーラス用語： *ポリスチレンスルホン酸 ,  *陽イオン界面活性剤 ,  *高分子複合体 ,  イオン対 ,  *誘電緩和 ,  スペクトル ,  周波数依存性 ,  温度依存性 ,  電気伝導率 ,  Arrheniusの式 ,  脂肪族アミン ,  第四アンモニウム
準シソーラス用語： 誘電スペクトル

分類 (2件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  その他の高分子の反応  (CG03040H)

物質索引 (4件)： ジドデシルジメチルアンモニウムブロミド ,  テトラデシルトリメチルアンモニウムブロミド ,  ドデシルトリメチルアンモニウムブロミド ,  ヘキサデシルトリメチルアンモニウムブロミド

タイトルに関連する用語 (9件)： ポリスチレンスルホン酸 ,  カチオン界面活性剤 ,  固体 ,  高分子電解質 ,  界面活性剤 ,  複合体 ,  系統 ,  誘電緩和 ,  研究