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J-GLOBAL ID：201102257761968573   整理番号：11A2004151

スピネルチタン酸リチウムアノードの放電能力のマイクロ波援用による亜鉛ナノコーティングを用いた改善

Improvement of rate capability of spinel lithium titanate anodes using microwave-assisted zinc nanocoating

著者 (4件)： HSIEH Chien-te (Dep. of Chemical Engineering and Materials Sci., Yuan Ze Fuel Cell Center, Yuan Ze Univ., Taoyuan 320, Taiwan) ,  CHANG Bi-sheng (Dep. of Chemical Engineering and Materials Sci., Yuan Ze Fuel Cell Center, Yuan Ze Univ., Taoyuan 320, Taiwan) ,  LIN Jia-yi (Dep. of Chemical Engineering and Materials Sci., Yuan Ze Fuel Cell Center, Yuan Ze Univ., Taoyuan 320, Taiwan) ,  JUANG Ruey-shin (Dep. of Chemical Engineering and Materials Sci., Yuan Ze Fuel Cell Center, Yuan Ze Univ., Taoyuan 320, Taiwan)
資料名： Journal of Alloys and Compounds  (Journal of Alloys and Compounds)
巻： 513  ページ： 393-398  発行年： 2012年02月05日 
JST資料番号： D0083A  ISSN： 0925-8388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,Liイオン電池用の優れたアノード材料として,スピネルチタン酸リチウム(Li₄Ti₅O₁₂)結晶上へのマイクロ波援用Zn層の堆積について研究した。マイクロ波加熱はスピネルLi₄Ti₅O₁₂の表面上に,6min以内で急速なZn層の堆積が可能である。Zn層の厚さ(1~10nm)はマイクロ波照射下の硝酸亜鉛濃度の関数として大きくなった。Zn-Li₄Ti₅O₁₂アノードの充電-放電曲線は1.5Vにプラトーを維持し,それは全比容量の主な部分に寄与している。Znコーティングの存在は,高いクーロン効率(>99.9%)を有するコンポジットアノードの容量保持(10C/0.2Cで78.1%)を大きく促進し,このことはLiイオンの挿入/放出の優れた可逆性を示している。これは,よく分散したZn層がLi₄Ti₅O₁₂粉末上に電気的経路を与え,結果として電気伝導性を与えてセルの分極を低減することに起因する。従って,迅速なマイクロ波加熱により作製したZnコーティングの堆積は,Li₄Ti₅O₁₂アノードの放電能力に対して好ましい効果を示す。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  アノード ,  *電極材料 ,  チタン酸塩 ,  リチウム化合物 ,  スピネル型結晶 ,  *亜鉛 ,  メタライゼーション ,  亜鉛化合物 ,  硝酸塩 ,  水酸化カリウム ,  ジオール ,  浸漬塗装 ,  *マイクロ波加熱 ,  比率 ,  電池容量 ,  水酸化リチウム ,  酸化チタン ,  焼結 ,  *電気特性 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *チタン酸リチウム ,  *金属被覆 ,  *充放電特性 ,  硝酸亜鉛 ,  浸漬コーティング ,  放電容量 ,  放電率

分類 (3件)： 二次電池  (YB04030K) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  金属薄膜  (BK14030T)

物質索引 (1件)： エチレングリコール

タイトルに関連する用語 (9件)： スピネル ,  チタン酸リチウム ,  アノード ,  放電 ,  能力 ,  マイクロ波 ,  援用 ,  亜鉛 ,  ナノコーティング