抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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イメージセンサ通信(ISC)は,CCDやCMOSセンサなどの二次元センサを受信手段とする,可視光通信の新しい受信方式である。本稿では,ISCの特徴や,応用について紹介・解説する。照明光が高速変調可能なLEDなどに変わりつつあることにより,照明・インジケータ・電子ディスプレイを情報伝送手段とした可視光通信が注目されている。しかし,可視光通信を行う環境には,いくつかの課題があるとともに,電波にない優れた特徴もある。ISCは,この可視光通信を行う環境にある「常に環境に多くの雑音源がある」という課題を解決し,また,「短波長を生かした高空間分解能」および「結像レンズ光学系の活用」という特徴を活かした通信システムである。ISCにより,,空間分離による無混信無干渉特性や,通信と位置把握を同時に行えるなどの新しい応用領域が開拓できると期待される。