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J-GLOBAL ID:201102257934159552   整理番号:11A1185091

高分子電解質複合体 バルク相およびコロイド系

Polyelectrolyte complexes: Bulk phases and colloidal systems
著者 (4件):
資料名:
巻: 361  号:ページ: 407-422  発行年: 2011年09月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリカチオンの水溶液とポリアニオンの水溶液とが混合されると高分子電解質複合体が形成される。これらのものは通常水に溶けず,その結果複合体コアセルベートと呼ばれる新しい濃厚高分子相として分離する。これらの複合体の複合体の挙動を,構造特性および機械特性,例えば凝集エネルギー,界面張力および粘弾性を解明する新しい測定法に重点を置いて概観した。多くの点で,化学量論複合体は水に溶けないが塩が加えられると次第に溶けやすくなる擬中性,弱疎水性の高分子とみなし得ることが判明した。実は,塩の溶解性増強効果は,無極性溶中の高分子の場合の温度の効果と極めて類似している。コロイド形の二相系を調製することができるので,高分子電解質複合体形成に起因して生じ得るいくつかの種類のコロイドまたは「マイクロ相」,例えば薄膜,「ジッパー」ブラシ,ミセルおよびミセルネットワークについて考察した。これらの電荷駆動二相系の特徴は2つの高分子成分が必要であるが厳密な化学量論からのある程度の逸脱は許されることである。このことにより,逐次層法はどのように,かつ,いつ機能するのか,「てこ則」はどのように「ジッパーブラシ」の密度に適用されるのか,可溶性複合体またはミセルはなぜ特定の組成窓に表れるのかを説明することが判明した。主題上の変化形として,超分子配位高分子電解質の取込に起因するコア中に金属イオンを有するミセル,および異常な特性を有する新しい種類の物理ゲルを形成するミセルネットワークを考察した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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ミセル  ,  液-液界面  ,  高分子溶液の物性一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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