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J-GLOBAL ID:201102258237202691   整理番号:11A1338279

ジフェニルメタンジイソシアナートの自己重合:グラムスケールでの暴走反応の熱危険性評価および立証

Diphenylmethane diisocyanate self-polymerization: Thermal hazard evaluation and proof of runaway reaction in gram scale
著者 (5件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 558-562  発行年: 2011年09月 
JST資料番号: T0434A  ISSN: 0950-4230  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ジフェニルメタンジイソシアナート(MDI)の熱危険性を評価し,暴走反応の発生を証明するため,示差走査熱量計および熱重量分析/示差熱分析質量分析による熱分析,断熱熱量測定,グラムスケール加熱試験,および赤外分光を実施した。その結果,MDIの自己重合は,急速な加熱条件下約340°Cにて起きることが分かった。二酸化炭素が放出され,重合を可能にする熱が発生した。断熱および閉じた条件下では,MDIの暴走反応は少なくとも220°Cから始まる。更に,MDIのこの暴走反応は,実際のプロセススケールでは,より低い温度から始まりうる可能性が高い。前のケースにおいてより,より多くの熱が発生した,そして圧力は急激に上昇した。厚さ2mmの閉じたガラス容器は,たとえその温度が300°C以下であっても,MDIのその暴走反応のため爆発した。それ故,MDIは二酸化炭素を事前に放出することにより自己重合すると仮定されてきたが,MDIは300°C以下にても致死暴走反応を引き起こすであろう,ことが分かった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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単独重合 
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