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J-GLOBAL ID:201102258290881940   整理番号:11A1226699

下水処理場における亜硝酸塩および遊離亜硝酸(FNA)の役割

The role of nitrite and free nitrous acid (FNA) in wastewater treatment plants
著者 (5件):
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巻: 45  号: 15  ページ: 4672-4682  発行年: 2011年10月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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亜硝酸塩はある環境条件下で下水処理場(WWTPs)に蓄積する。亜硝酸塩のプロトン化形態,遊離亜硝酸(FNA)はWWTPsの多くのバイオプロセスに重大な阻害作用を起こすことが知られている。しかし,このFNAの阻害作用は,亜硝酸塩ショートカットによりN除去を達成する亜硝酸塩酸化細菌(NOB)増殖抑制など有益に利用できる可能性がある。しかし,NOBを抑制するFNA阻害閾値(~0.02 mgHNO2-N/L)は他のバイオプロセスも阻害する可能性がある。本論文はWWTPsで使用される個体群の硝化細菌,脱窒菌,Anammox細菌,リン蓄積細菌(PAO),メタン生成菌,および他の微生物などへのFNAの阻害作用をレビューした。微生物へのFNAの考えられる阻害機構を考察して比較した。結論として,単一の阻害機構では微生物代謝へのFNAの悪影響を十分に説明出来ないでFNAにより多重阻害作用が起きていることを示した。レビューにより,FNA阻害機構をWWTPバイオプロセスの最適化に効果的に使用する前にさらなる研究が必要であることを示唆した。研究方向の見通し,結果がどのようにバイオプロセスの操作に使用できるか,WWTPsへのFNAの総合的影響についても考察した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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下水,廃水の生物学的処理 
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