文献

J-GLOBAL ID：201102258542794965   整理番号：11A0117768

ドライガス測定ニーズに応える低露点計測技術の向上

Progress in Low Dew Point Measurement Technology for Dry Gases

著者 (4件)： 山口徹 (山武) ,  井端一雅 (山武 アドバンスオートメーションカンパニー) ,  中垣内直美 (山武) ,  金井良之 (山武 アドバンスオートメーションカンパニー)
資料名： azbilテクニカルレビュー  (azbilグループ技術研究報告書)
号： 52  ページ： 60-69  発行年： 2010年12月01日 
JST資料番号： L0532A  ISSN： 1881-9699  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ドライな気体の湿度計測を必要とする産業界において,従来の品質維持・歩留まり改善といった目的に加え,低炭素消費社会の実現に向けた省エネの観点から,より精緻な露点の計測と制御が求められている。ビル空調や産業用調湿で経験豊富な山武としてこれに応えるために,JCSS(Japan Calibration Service System)登録事業者である当社計測標準センターで確立されている露点の校正範囲(-10°C~+23°C)を低露点領域(-50°C~-10°C)に拡張するための技術向上を計った。この成果をもとに,平成20年度に独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が実施した技能試験に参加し,好成績を修めることができた。この結果から産業界へ低露点領域の校正を提供する目処が立った。(著者抄録)

シソーラス用語： *気体 ,  *湿度計 ,  *省エネルギー ,  計量制度 ,  国家規格 ,  露点 ,  機構 ,  試験 ,  キャリブレーション ,  トレーサビリティ ,  精度 ,  信頼性
準シソーラス用語： JCSS ,  NITE ,  *ドライガス ,  技能試験

分類 (2件)： 湿度測定,湿度計  (AD06020V) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B)

引用文献 (9件)：

• Calibration and Measurement Capability, Thermometry Japan NMIJ, The BIPM key comparison database, Nov.2009独立
• 北野寛, 湿度標準の現状と供給範囲の拡大, AIST Today, Mar.2005
• Calibration and Measurement Capability, Thermometry United Kingdom NPL, The BIPM key comparison database, June 2010
• S. Hasegawa and J. W. Little, The NBS TwoPressure Humidity Generator Mark 2, Journal of Research of the National Bureau of Standards-A. Physics and Chemistry, Vol.81A, No.1, Jan.-Feb.1977
• 独立行政法人製品評価技術基盤機構認定センター計量認定課: 平成20年度JCSS技能試験手順書

タイトルに関連する用語 (3件)： ニーズ ,  露点 ,  計測