抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在,アルミニウム合金と鋼の異材接合に対してレーザ溶接やリベットなど様々な接合が検討されているが,コストや汎用性などの点から摩擦攪拌点接合(FSJ)が注目を集めている。本研究では,著者らが開発した球面プローブを有するFSJツールを用いて,板厚1mmのアルミニウム合金と冷間圧延鋼板に対し摩擦攪拌点接合を行った。その結果,回転速度が速くなるまたは接合時間が長くなるに従って,接合ツールの押込み量および接合強度が大きくなった。また,接合時間が長くなると接合界面に形成する金属間化合物の層が大きくなり接合強度の増加が抑制された。ツールの押込み圧力0.6MPa,回転速度970rpm,接合時間2.5~8.5秒の接合条件で当初の目標値(JIS Z 3140 A)を満足した。(著者抄録)