抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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射出成形機のホッパ形状について,品質工学によるパラメータ設計を行い,その最適化を試みた。基本機能は,経過時間Tに対する累積ペレット供給量y=βTの関係であると定義した。また,制御因子はホッパの形状,ホッパの温度変化による断面積変化など,誤差因子は,ペレットの材料種別として実験した。本稿では,この実験装置,実験結果に基づく解析結果を示した。実験では,テストピースでの予備実験後,実験で得られた最適・最悪条件のホッパを実機に設置し,SN比と再現性を調べた。そして,分割型SN比による解析と投下口温度とSN比との関係について考察した。本研究により,ホッパ形状が樹脂のばらつきに影響を与えていることを確認するとともに,その形状を最適化できた。