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J-GLOBAL ID：201102258638190017   整理番号：11A0131544

岩盤応力変化測定のための孔壁変位測定法(CBDM)の開発

Development of Cross-Sectional Borehole Deformation Method (CBDM) for Measurement of Rock Stress Change

著者 (3件)： 尾原祐三 (熊本大 大学院自然科学研究科) ,  秦拓也 (熊本大 大学院自然科学研究科) ,  吉永徹 (熊本大 工)
資料名： Journal of MMIJ  (Journal of MMIJ)
巻： 127  号： 1  ページ： 20-25  発行年： 2010年12月25日 
JST資料番号： F0463A  ISSN： 1881-6118  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 孔壁変位測定法の基本原理及び製作した孔壁変位測定装置について述べると共に,測定結果に影響を及ぼす要因について理論的に分析し孔壁変位測定法の岩盤応力変化測定への適用性を検討した。2次元弾性論に従ってボーリング孔断面形状測定から得られた孔壁変位分布により,楕円の方程式を用いた非線形最小二乗法による岩盤応力評価法を構築した。応力評価のために必要な孔壁変位の測定法や測定精度等について分析して装置の設計仕様を決定すると共に,その結果に基づいて非接触型高精度の孔壁変位測定装置を製作した。測定結果に影響する主な要因としてボーリング半径,岩盤ヤング率,ボーリング孔軸と装置の軸の不一致を示し,それらの影響を理論的に明らかにした。

シソーラス用語： *計測器 ,  *計測 ,  坑壁 ,  変位測定 ,  最小二乗法 ,  半径 ,  Young率 ,  応力測定
準シソーラス用語： ボーリング孔 ,  *岩盤応力

分類 (1件)： 岩盤力学一般  (HE01000A)

引用文献 (12件)：

• ITO, T. Proc. of the 42th US Rock Mech. Symp., 2008. 2008
• SUGAWARA, Y. Int. J. of Rock Mech. Min. Sci. 1999, 36, 307-322
• SAKAGUCHI, K. Journal of MMIJ. 2007, 123, 68-74
• KUDO, K. Journal of Construction management and Engineering. 1998, 588, VI-38, 37-49
• OBARA, Y. Proc. of 3^<rd> ARMS, 2004. 2004, 2, 1141-1146

タイトルに関連する用語 (4件)： 岩盤応力 ,  孔壁 ,  変位測定 ,  開発