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J-GLOBAL ID:201102258687969852   整理番号:11A1468156

トマトとキュウリを加害するハモグリバエ類の空間分布と簡易密度推定法

Spatial distribution and sampling procedures for Liriomyza spp. on tomato and cucumber
著者 (1件):
資料名:
巻: 47  ページ: 127-129 (J-STAGE)  発行年: 2005年 
JST資料番号: F0758A  ISSN: 0387-1002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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トマトやキュウリなどの果菜類において, トマトハモグリバエ(Liriomyza sativae)やナスハモグリバエ(Liriomyza bryoniae)の多発生が問題となっている。そこで,ハモグリバエ類に対する薬剤散布の要否判断に必要な要防除密度を算出するための簡易密度推定方法を検討した。トマト「ホームモモ太郎」およびキュウリ「夏すずみ」を用いて,ハモグリバエ類の種同定し,上・中・下の葉位別に生存幼虫数を計数し,寄生葉率もしく寄生株率と平均密度の関係を河野杉野式により推定した。その結果, トマトを加害するのはナスハモブリバエ,キュウリを加害するのはトマトハモグリバエと同定した。トマトおよびキュウリで葉位によって発生時期や発生量が異なっていたことから,ハモグリバエ類の密度調査を行う際には,上・中・下位葉を均等に調査する必要があると考えられた。また,トマト,キュウリのいずれも,葉当たり個体数が同じ場合には,寄生株率の方が寄生葉率よりも高い値を示した。ただし,トマトでは葉当たり個体数が0.1頭以下の低密度では寄生株率調査の方が必要な調査実数が少なかった。したがって,トマトのナスハモダリバエ,キュウリのトマトハモダリバ工の生存幼虫密度を簡易に推定する場合には,上・中・下位葉をまんべんなく調査する寄生葉率調査が適していた。ただし,トマトでは葉当たり0.1頭以下の低密度域では寄生株率調査が適していると結論できた。このような簡易な調査方法は発生予察等に応用可能であることが明らかになった。
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分類 (3件):
分類
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野菜  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  植物の病虫害防除一般 
引用文献 (8件):
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