文献

J-GLOBAL ID：201102258688979789   整理番号：11A0899592

ペルフルオロオクタン酸及びペルフルオロオクチルスルホン酸のエタノールアンモニウム塩界面活性剤の性質

Study on properties of ethanol ammonium salts of perfluorooctanoate and perfluorooctylsulfonate surfactants

著者 (5件)： ZHOU Hong-tao (China Univ. of Petroleum Huadong, Shandong, Qingdao) ,  PAN Duo-qiang (Beijing FLUOBON Surfactant Inst., Shandong, Beijing) ,  XING Hang (Beijing FLUOBON Surfactant Inst., Shandong, Beijing) ,  WU Jian (China Univ. of Petroleum Huadong, Shandong, Qingdao) ,  XIAO Jin-xin (Beijing FLUOBON Surfactant Inst., Shandong, Beijing)
資料名： Huaxue Yanjiu yu Yingyong  (Huaxue Yanjiu yu Yingyong)
巻： 22  号： 1  ページ： 59-66  発行年： 2010年 
JST資料番号： C2006A  ISSN： 1004-1656  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： ペルフルオロオクタン酸及びペルフルオロオクチルスルホン酸モノエタノールアンモニウム/ジエタノールアンモニウム/トリエタノールアンモニウムの性質を表面張力,発泡性及び粘度測定により調べた。ペルフルオロオクタン酸及びペルフルオロオクチルスルホン酸に対しては同様の対イオン効果が認められた。この効果は対イオンの疎水性及び立体効果と見なせ,これによりcmcの順序(モノエタノールアンモニウム>ジエタノールアンモニウム>トリエタノールアンモニウム)とγ_(cmc)の逆順序(モノエタノールアンモニウム<ジエタノールアンモニウム<トリエタノールアンモニウム)が生じた。粘度は分子量及び水素結合度と共に増加し,モノエタノールアンモニウム<ジエタノールアンモニウム<トリエタノールアンモニウムの順となった。発泡能はモノエタノールアンモニウム>ジエタノールアンモニウム>トリエタノールアンモニウムの順に低下し,γ_(cmc)の順序に一致した。有機対イオンは無機対イオンよりも高発泡性に誘導した。同一対イオンではペルフルオロオクタン酸塩よりもペルフルオロオクチルスルホン酸塩の方が著しく高いミセル化能,粘度,及び発泡能を示し,ペルフルオロオクチルスルホン酸塩のγ_(cmc)はペルフルオロオクタン酸塩よりも大きかった。量子化学計算から,スルホキシ頭基の負荷電はカルボキシ頭基よりも小さく,このためにペルフルオロオクチルスルホン酸塩頭基はペルフルオロオクタン酸塩頭基よりも対イオンに対する結合能が弱くなり,表面吸着層での対イオンの相乗作用によりペルフルオロオクタン酸塩の方がより密な配列を形成した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *界面活性剤 ,  界面張力 ,  起泡 ,  粘度 ,  対イオン効果 ,  計算 ,  対イオン ,  脂肪酸 ,  脂肪族フッ素化合物
準シソーラス用語： 表面張力 ,  発泡 ,  量子化学計算

分類 (1件)： 合成洗剤  (YG02030L)

物質索引 (1件)： ペルフルオロオクタン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： ペルフルオロオクタン酸 ,  酸 ,  エタノール ,  アンモニウム塩 ,  界面活性剤 ,  性質