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J-GLOBAL ID：201102258760726874   整理番号：11A1019587

RNA欠損および損傷微小管依存性輸送に結合したTDP-43蛋白質のカルボキシル末端断片による包有物形成のための「2ヒット」仮説

A “Two-hit” Hypothesis for Inclusion Formation by Carboxyl-terminal Fragments of TDP-43 Protein Linked to RNA Depletion and Impaired Microtubule-dependent Transport

著者 (5件)： PESIRIDIS G.Scott (Univ. Pennsylvania School of Medicine, Pennsylvania) ,  TRIPATHY Kalyan (Univ. Pennsylvania School of Medicine, Pennsylvania) ,  TANIK Selcuk (Univ. Pennsylvania School of Medicine, Pennsylvania) ,  TROJANOWSKI John Q. (Univ. Pennsylvania School of Medicine, Pennsylvania) ,  LEE Virginia M.-Y. (Univ. Pennsylvania School of Medicine, Pennsylvania)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 286  号： 21  ページ： 18845-18855  発行年： 2011年05月27日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： TDP-43のカルボキシル末端断片(CTFs)は凝集して,前頭側頭葉変性症と筋萎縮性側索硬化症の診断に役立つサインの包有物をつくるが,CTFsの生物学的働きやその生成機序は分かっていない。ここでは,それらを解明するために,ほ乳類細胞に誘導可能なタバコエッチウイルス(TEV)プロテアーゼを遺伝子工学的に組み込んで,実験を行った。TEVはTEV開裂部位を含んでいるTDP-43を開裂することができ,第二RNA認識モチーフ(RRM2)の側面に接するTDP-43の領域は効果的にTEVによって開裂されるが,一方この領域の中の部位は開裂に対してよい耐性である。多くの文献を引用して,関連する報告と本研究の関係を説明した。また,図を用いて研究結果を分かりやすく報告した。試験結果から,TDP-43開裂におけるCTF凝集依存性の「2ヒット」機序の仮設が支持された。

シソーラス用語： *DNA結合タンパク質 ,  *末端基 ,  認知症 ,  筋萎縮性側索硬化症 ,  細胞 ,  プロテイナーゼ ,  *TDP-43 ,  哺乳類細胞 ,  ポチウイルス属 ,  *C末端 ,  tobacco etch virus ,  遺伝的組換え ,  微生物
準シソーラス用語： ポチウイルス ,  組換 ,  *カルボキシル末端 ,  前頭側頭葉変性症 ,  タバコエッチウイルス ,  プロテアーゼ ,  遺伝子組換

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB03040U) ,  神経の基礎医学  (GN01020W)

タイトルに関連する用語 (11件)： RNA ,  欠損 ,  損傷 ,  微小管 ,  依存性 ,  輸送 ,  TDP-43蛋白質 ,  カルボキシル末端 ,  断片 ,  包有物 ,  仮説