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J-GLOBAL ID:201102258814257476   整理番号:11A1526417

PLGA微粒子を含有する高速分解,注入可能リン酸カルシウムセメントに対する骨応答

Bone response to fast-degrading, injectable calcium phosphate cements containing PLGA microparticles
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巻: 32  号: 34  ページ: 8839-8847  発行年: 2011年12月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アパタイトリン酸カルシウムセメント(CPC)は,それらの良好な臨床的操作と優れた骨反応に起因して骨欠損を充填するために頻用されているが,分解性の欠如は完全な骨再生を阻害する。これらの注入可能なCaPセメントを生体分解性にするため,乳酸・グリコール酸共重合体(PLGA)より作った中空ミクロスフェアは,分解で大孔隙を誘導できるほか,酸分解産物の放出によりCPC分解を加速できることが分り,これまでポロゲンとして使用されていた。最近,その場で注入可能なCPCにおいて多孔質を形成するPLGAミクロスフェア能は,酸産生および対応する多孔質形成に及ぼすミクロスフフェの形態(密対中空)および末端官能化(酸終端対エンドキャップ)などのPLGA特性をin vitroで調べることにより最適化された。本研究では,2つの異なる末端官能基化(エンドキャップと酸終端)によりPLGAから作られた2つのタイプのミクロスフェア(密体中空)を含有するCPCに対するin vivoでの骨反応を調査した。ミクロスフェアはCPCに包埋し,ニュージーランド白ウサギの遠位大腿骨顆に6および12週間注入した。組織学的結果では,すべての試験材料の優れた生体適合性および骨伝導性を確認した。酸終端PLGAミクロスフェアを含有する複合材料は,6週間後かなりの多孔質とそれに伴い骨の内部成長を示した。一方,エンドキャップミクロスヘアは移植12週間後開放気孔率を示した。さらに,密なPLGAミクロスフェアは中空PLGAミクロスフェアに比べてかなり多くのCPC分解と骨組織形成を誘導することが分かった。結論として,PLGAミクロスフェアは強い能力を有し,CPCマトリックスの優れた生体適合性および骨伝導性を損なうことなく,注入可能なCPCの速やかな分解と酸高分子分解産物の放出制御による骨組織の同時交換を誘導することが分かった。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  運動器系の基礎医学 

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