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J-GLOBAL ID:201102259129087203   整理番号:11A1810657

Arabidopsis CYP94B3はジャスモン酸の酸化的代謝における鍵酵素,ジャスモニル-L-イソロイシン12-ヒドロキシラーゼをコードする

Arabidopsis CYP94B3 Encodes Jasmonyl-L-Isoleucine 12-Hydroxylase, a Key Enzyme in the Oxidative Catabolism of Jasmonate
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巻: 52  号: 10  ページ: 1757-1765  発行年: 2011年10月 
JST資料番号: W1897A  ISSN: 0032-0781  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物のジャスモン酸のホルモン作用は,その生合成と分解間の正確なバランスにより調節されている。ジャスモン酸仲介シグナル伝達に関与するジャスモニル-L-イソロイシン(JA-Ile)の分解については,十分理解されていない。安定同位元素標識化合物とHPLC-タンデム質量分析を用い,Arabidopsis thaliana創傷葉における12-ヒドロキシJA-Ileの蓄積を解析した。ArabidopsisチトクロームP450変異株のスクリーニングおよびDNAマイクロアレイにより,JA-Ile12-ヒドロキシラーゼ活性の破壊に対する候補として,cyp94b3を選択した。Pichia pastorisでcyp94b3を発現し,CYP94B3がJA-Ile12-ヒドロキシラーゼをコードしていることを示した。CYP94B3の発現は創傷により誘導され,JA-Ileに特異的な活性を示す厳密は基質特異性を示すことを明らかにした。JA-Ileを含む培地で生育したArabidopsisは,野生型よりcyp94b3変異株でJA-Ileに感受性であり,CYP94B3が植物のJA-Ileレベル調節で主要な役割を果たしていることを示した。
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