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J-GLOBAL ID：201102259156840061   整理番号：11A0635871

超臨界水によるMOX燃料製造におけるステンレス鋼の不動態皮膜

著者 (4件)： 山村朝雄 (東北大 金属材料研) ,  杉山亘 (東北大 金属材料研) ,  加藤秀実 (東北大 金属材料研) ,  我妻和明 (東北大 金属材料研)
資料名： 東北大学金属材料研究所金属ガラス総合研究センター共同利用研究報告書
巻： 2009  ページ： 107-108  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： L3700A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ピューレックス法による再処理技術は多量の燃料処理に適しており,六ケ所第一再処理工場に採用されているが,経済性および環境経済性に劣るとの指摘がある。超臨界水による新しい核燃料リサイクルの研究が進められているが,超臨界水の再処理プロセスには容器材料の健全性の確保・保証が重要である。この目的のためにPt系とZr系の2種類の金属ガラスの検討を実施したが,本研究ではHf系金属ガラスの可能性を検討した。Hf_52.5Cu_17.9Ni_14.6Ti₅Al₁₀(T_g=767K)およびHf₅₇Cu₂₀Ni₈Ti₅Al₁₀(T_g=~773K)を製造し,炭酸塩および炭酸塩とエタノールを含む超臨界水中で3つの温度で実験を行った。Pt系およびZr系の金属ガラスに比べ,Hf系の金属ガラスは約650Kの高温まで使用可能であった。

シソーラス用語： 核燃料再処理 ,  *混合酸化物燃料 ,  *超臨界水 ,  *化学装置材料 ,  金属ガラス ,  *ハフニウム合金 ,  銅添加合金 ,  ニッケル添加合金 ,  チタン含有合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  曝露試験 ,  耐食性 ,  破壊靱性 ,  炭酸塩 ,  脂肪族アルコール

分類 (3件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  化学装置材料  (XB01020D) ,  核燃料再処理  (MD08050C)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (4件)： 超臨界水 ,  MOX燃料 ,  ステンレス鋼 ,  不動態皮膜