文献
J-GLOBAL ID:201102259226597798   整理番号:11A1405065

外傷性脳損傷後のラットの神経に及ぼすピオグリタゾンの効果

Effect of pioglitazone on nerves of rats following traumatic brain injury
著者 (2件):
資料名:
巻: 32  号: 15  ページ: 1638-1641  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2217A  ISSN: 1000-5404  CODEN: DYXUE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
【目的】外傷性脳損傷(TBI)後のラットの神経への,ピオグリタゾン,ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ(PPARγ)作動薬,の神経保護作用を研究する。【方法】72匹の雄のSDラットを,ピオグリタゾン治療群,見かけ手術群と対照群(各群にn=24ラット)にランダムに分けた。ピオグリタゾン治療のラットはピオグリタゾン胃灌流(10mg/kg)を受けて,見かけ手術群のラットは正常塩水胃灌流(10mg/kg)を受けた。脳損傷のラットモデルを,Feeneyの自由落下法で確立した。ラットの神経機能を記録したあと,脳組織の含水量を乾湿計量法で測定した。脳組織の損傷,ニューロンの遅延死と神経細胞のアポトーシスを,HE,TUNELとNissl染色で,それぞれ観察した。【結果】神経機能スコアは,TBIの後の48時間と5日に,ピオグリタゾン治療群で,対照群でより高かった(P<0.05)。TBIの後の48時間に,ピオグリタゾン治療と対照群の間に脳組織含水量での有意差は見つからなかった[(78.84±1.92)%対(79.21±2.20)%,P>0.05]。遅延死およびアポトーシス神経細胞の数は,TBIの48時間後に,ピオグリタゾン治療群で,対照群でより,有意に少なかった(P<0.05)。【結論】ピオグリタゾンは神経細胞のアポトーシスを効果的に阻害することができて,このようにTBIの後のラットの神経細胞を保護することの役をつとめる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る