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J-GLOBAL ID:201102259481340229   整理番号:10A0574776

不可解なa6含有nAChRs:機能,薬学および病態生理学

Mysterious a6-containing nAChRs: function, pharmacology, and pathophysiology
著者 (3件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 740-751  発行年: 2009年 
JST資料番号: C0089D  ISSN: 1671-4083  CODEN: APSCG5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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ニューロンニコチン性アセチルコリン受容体(nAChRs)はイオンチャネル内蔵型受容体の上科で,中枢および末梢神経系の全体を通じて広く発現する。nAChRsはシナプス前部,シナプス後部およびシナプス外シグナリングを媒介することによって広範囲にわたるより高度な認知機能の調整において重要な役割を果たす。ここまでは,9つのα(α2-α1O)と3つのβ(β2,β3とβ4)サブユニットはCNSにおいて特定され,これらのサブユニットは機能性nAChRsの多様性を形成するために集まる。α4β2-とα7-nAChRsがCNSにおける2つの主要機能性nAChR型であるにもかかわらず,α6*-nAChRsは中央皮質辺縁および黒質線状体経路を含む中脳ドーパミン作用(Daergic)システムにおいて多量に発現し,特に接合部前部の神経終末に存在する。近年では,α6*-nAChRsの機能的および薬理学的プロフィールは,α-コノトキシンミルとPIAのようなα6サブユニット遮断薬を用いて,更に,α6サブユニット ノックアウトマウスを用いて評価された。側坐核(ナック)においてDA放出を調整し,中脳腹側被蓋野(VTA)においてDaergicニューロンへのGABA放出を調整することによって,α6*-nAChRsは,ニコチン報酬と中毒の仲介において,重要な役割を果たす可能性がある。さらにまた,黒質線状体Daergicシステムにおけるα6*-nAChRsは,パーキンソン病(PD)の選択的な予防治療の有望な目標である可能性がある。このように,α6*-nAChRsは,ニコチン中毒やPDなどの人間の疾患の今後の臨床治療に対する,見込みを保持する可能性がある。このレビューにおいて,主にα6*-nAChR機能,薬学および病態生理学を理解する際に,最近の進歩に重点を置く。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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細胞膜の受容体 
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