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J-GLOBAL ID:201102259683562584   整理番号:11A1862811

ドキソルビシンの標的デリバリーのためのポリエチレングリコール抱合ヒアルロン酸-セラミド自己集合ナノ粒子

Polyethylene glycol-conjugated hyaluronic acid-ceramide self-assembled nanoparticles for targeted delivery of doxorubicin
著者 (11件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 1190-1200  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリエチレングリコール(PEG)抱合ヒアルロン酸-セラミド(HACE)を,陰性表面荷電を有する,平均直径160nmのドキソルビシン(DOX)負荷HACE-PEGに基づくナノ粒子調製のため,合成した。これらHACE-PEGに基づくナノ粒子からのより大きな取り込みが,CD44受容体陰性細胞系からの結果と比べ,CD44を多く発現するSCC7細胞系で観察された。強い蛍光シグナルは,SCC7腫瘍異種移植片マウスへのシアニン5.5標識ナノ粒子の静脈内注射により腫瘍で検出できた;HACE-PEGに基づくナノ粒子の延長した循環時間も観察された。ラットでの薬動力学試験では,対照群と比較してDOXのin vivoクリアランスの73.0%低下を示した。DOX負荷したHACE-PEGに基づくナノ粒子の抗腫瘍効果も,腫瘍異種移植片マウスモデルで確認した。DOXはHAとCD44受容体相互作用を介した活性標的化およびその小さな直径(<200nm)による受動標的化により腫瘍部位に効率的にデリバーされた。更に,PEG化は,in vivoモデルで,ナノ粒子の循環時間を延長し,DOXクリアランスを低下した。これら結果は,このため,PEG化HACEナノ粒子が,癌の診断と治療のため有望な抗癌剤デリバリー系になることを示す。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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生物薬剤学(基礎)  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  医用素材 
物質索引 (1件):
物質索引
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