文献

J-GLOBAL ID：201102259751020833   整理番号：11A1225940

静水圧測定法を用いた濃厚スラリーの粒子径分布測定 - 初期濃度の影響

Particle Size Measurement by Hydrostatic Pressure Measurement Method -Effect of Initial Concentration

著者 (6件)： 佐藤根大士 (兵庫県立大学大学院 工学研究科 機械系工学専攻) ,  西馬一樹 (兵庫県立大学大学院 工学研究科 機械系工学専攻) ,  飯村健次 (兵庫県立大学大学院 工学研究科 機械系工学専攻) ,  鈴木道隆 (兵庫県立大学大学院 工学研究科 機械系工学専攻) ,  森隆昌 (名古屋大学大学院 工学研究科 物質制御工学専攻) ,  椿淳一郎 (名古屋大学大学院 工学研究科 物質制御工学専攻)
資料名： 粉体工学会誌  (Journal of the Society of Powder Technology, Japan)
巻： 48  号： 7  ページ： 456-463 (J-STAGE)  発行年： 2011年 
JST資料番号： S0129A  ISSN： 0386-6157  CODEN： FKKADA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 静水圧測定法は粒度分布測定の重力沈降法のうちの1つである。私たちは,この方法によってアルミナスラリーの粒度分布を測定し,スラリー濃度の影響を研究した。しかしながら,測定した累積アンダーサイズを干渉沈降のために高濃度での真の値より小さいために評価した。したがって,この現象を修正するために,私たちは,今まで示唆された干渉沈降のいくつかの方程式および実験方程式を用いることを試みた。その結果,高濃度スラリーの粒度分布は適応性実験方程式を用いることにより稀釈オペレーションなしで測定することができた。更に,この方法によって測定された平均粒径は,レーザー回折法によって測定されたものより公称値に接近した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *静水圧 ,  濃縮 ,  *スラリー ,  *粒度分布 ,  *粒度分析 ,  *初期条件 ,  *濃度依存性 ,  沈降 ,  アルミナ ,  濃度 ,  粒径 ,  干渉沈降 ,  高濃度

分類 (1件)： 粉体工学  (XD03010M)

引用文献 (7件)：

• 1) Japanese Industrial Standard, Z8822, “Determination of particle size distribution by the mass of sediment-particles in liquid”, Japanese Standards Association, Tokyo, Japan (2001)
• 2) Fukui, K., H. Yoshida and Y. Tokunaga : “Influence of the Behavior of Particle and Dispersion Medium on the Particle Size Measurement with the Sedimentation Balance Method”, Kagaku Kogaku Ronbunshu, 28, 161-167 (2002)
• 3) Tsubaki J., K. Kuno, I. Inamine and M. Miyazawa : “Analysis of Sedimentation and Settling Process of Dense Alumina Slurries by Hydrostatic Pressure Measurement”, J. Soc. Powder Technol., Japan, 40, 432-437 (2003)
• 4) Steinour, H. H. : “Rate of sedimentation. Nonflocculated Suspensions of Uniform Spheres”, Ind. Eng. Chem., 36, 618-624 (1944)
• 5) Richardson, J. F. and N. W. Zaki : “Sedimentation and Fluidisation : Part 1”, Trans. Inst. Chem. Eng., 32, 635-662 (1954)

タイトルに関連する用語 (5件)： 静水圧 ,  測定法 ,  スラリー ,  粒子径分布 ,  初期濃度