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J-GLOBAL ID：201102259919019640   整理番号：11A0606018

福岡県内のふっ素含有水漏出事故の事例について

著者 (9件)： 熊谷博史 (福岡県保健環境研) ,  鳥羽峰樹 (福岡県保健環境研) ,  田中義人 (福岡県保健環境研) ,  北直子 (福岡県保健環境研) ,  石橋融子 (福岡県保健環境研) ,  松尾宏 (福岡県保健環境研) ,  友清亮輔 (福岡県宗像・遠賀保健福祉環境事務所) ,  宮之脇健二 (福岡県宗像・遠賀保健福祉環境事務所) ,  下濱正承 (福岡県 環境部)
資料名： 福岡県保健環境研究所年報  (Annual Report of the Fukuoka Institute of Health and Environmental Sciences)
号： 37  ページ： 67-71  発行年： 2010年12月28日 
JST資料番号： Z0197B  ISSN： 0918-9173  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福岡県内の河川において高濃度ふっ素含有水の漏出事故が発生した。事故の原因となった事業場は無機性汚泥を薬剤で固化する産廃処理業者であり,敷地内の汚泥排水ピット中の高濃度ふっ素を含む溜水が漏出していた。事業場の排水口直下の共同排水溝においてふっ素濃度は環境基準を超過しており,下流には浄水場取水口が存在した為,迅速な対応及び連続的な監視が求められた。対策作業の効果を即時確認する為に,現場でふっ素を監視する方法が必要となり,電気伝導度を用いたふっ素濃度の簡易予測手法を提案し,公定法の分析結果と比較した。結果,現場での電気伝導度測定値によるふっ素濃度の推測,及び現場での迅速な対応が可能となった。(著者抄録)

シソーラス用語： *福岡県 ,  フッ素 ,  漏れ ,  工場災害 ,  環境基準 ,  *工場廃水 ,  産業廃棄物 ,  汚染監視 ,  電気伝導率 ,  ラピディティ ,  *河川汚濁
準シソーラス用語： 漏出事故 ,  工場事故 ,  電気伝導度 ,  迅速性

分類 (2件)： 河川汚濁  (SB02020F) ,  水質汚濁一般  (SB02010U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 福岡 ,  ふっ素 ,  含有水 ,  漏出 ,  事故