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J-GLOBAL ID：201102260035834780   整理番号：11A1906609

耐熱金属材料:発電機から航空機・自動車まで II.耐熱金属材料の用途 3.航空エンジン材料

著者 (2件)： 中野渡功 (IHI 技術開発セ) ,  竹川光弘 (IHI 技術開発セ)
資料名： 特殊鋼  (Special Steel)
巻： 60  号： 6  ページ： 17-21  発行年： 2011年11月01日 
JST資料番号： F0349A  ISSN： 0495-7644  CODEN： TOKSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,航空エンジンの構成と耐熱金属材料を中心に使用材料について解説した。民間航空機用ジェットエンジンは運用開始から約60年が経過し最新のターボファンエンジンは第五世代まで進化している。適用材料は現在ではエンジン重量の70%程度がニッケル基,チタン基合金が占め,また近年ではPMC(高分子系複合材料),CMC(セラミックス系複合材料),TiAl(チタンアルミナイド)といった軽量材料の使用量が10%近くにまで伸びてきた。特殊鋼の使用量は減少してきている。最近のエンジンの高効率化への対応としてのタービン翼材やディスク材,軽量化材や軽量化構造の開発動向に言及した。

シソーラス用語： *ジェット機関 ,  *民間機 ,  チタン合金 ,  ニッケル合金 ,  タービン翼 ,  タービンディスク ,  軽量化 ,  セラミック ,  複合材料 ,  *航空宇宙用材料 ,  *高融点金属
準シソーラス用語： CMC ,  PMC【材料】 ,  ジェットエンジン ,  *耐熱金属 ,  *民間航空機

分類 (2件)： 金属材料一般  (WE01000P) ,  ガスタービン  (PB02040Y)

引用文献 (12件)：

• 1) 服部 博、熱処理、44(2)、69-75(2004)
• 2) S.Walston et al, Joint Development of Fourth Generation Single Crystal Superalloy, SUPERALLOY 2004, (2004) p15-24
• 3) A.Satoet al., A 5th GENERATION SC SUPERALLOY WITH BALANCED HIGH TEMPERATURE PROPERTIES AND PROCESSABILITY, Superalloy 2008, (2008) p132-138
• 4) Robert E.Schafrik, "Accelerated materials and process development", ISABE-2009-1167
• 5) 竹川光弘ほか、学振123委員会研究報告、42、183 (2001)

タイトルに関連する用語 (7件)： 金属材料 ,  発電機 ,  航空機 ,  自動車 ,  耐熱金属 ,  用途 ,  航空エンジン