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J-GLOBAL ID：201102260121622353   整理番号：11A1236500

ロバスト効率に対する解糖振動および限界

Glycolytic Oscillations and Limits on Robust Efficiency

著者 (3件)： CHANDRA Fiona A. (California Inst. Technol., CA, USA) ,  BUZI Gentian (California Inst. Technol., CA, USA) ,  DOYLE John C. (California Inst. Technol., CA, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 333  号： 6039  ページ： 187-192  発行年： 2011年07月08日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 解糖系のオシレーションを同定するのに必要かつ十分な最小モデルを構築した。この最小モデルは,ホスホフルクトキナーゼ(PFK)による中間体の産生,ピルビン酸キナーゼ(PK)によるATP産生,およびATPによるこれらの反応の阻害という三つの反応から構成されている。ネットワーク産物の自己触媒を伴うフィードバック調節の相互作用を含む反応に影響する各要素の解析から,オシレーションが反応のトレードオフの副作用であることが示唆された。コントロール理論は,トレードオフの法則が自己触媒ネットワークにおいて普遍的であることを示した。また,最悪条件での反応における動態を予想することができ,これは出芽酵母を用いた単一細胞実験の結果とも一致した。このようなモデルを用いることで,より複雑な多変量フィードバック系の理解が進むことが期待される。

シソーラス用語： *解糖系 ,  反応系 ,  ホスホフルクトキナーゼ ,  ピルビン酸キナーゼ ,  酵素阻害 ,  フィードバック制御 ,  トレードオフ ,  振動 ,  濃度分布 ,  多変量解析 ,  生化学的分析 ,  触媒 ,  Saccharomyces cerevisiae ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  自己触媒 ,  単一細胞解析 ,  微生物 ,  酵母 ,  子嚢菌類酵母
準シソーラス用語： 多変量分析

分類 (1件)： 代謝と栄養  (EG03054K)

物質索引 (1件)： ATP

タイトルに関連する用語 (3件)： ロバスト ,  解糖 ,  限界