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J-GLOBAL ID:201102260137412510   整理番号:11A1099997

mTOR調節ホスホプロテオームは増殖因子シグナリングのTORC1介在性阻害の機構を明らかにする

The mTOR-Regulated Phosphoproteome Reveals a Mechanism of mTORC1-Mediated Inhibition of Growth Factor Signaling
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巻: 332  号: 6035  ページ: 1317-1322  発行年: 2011年06月10日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ラパマイシン標的蛋白質(mTOR)は蛋白質キナーゼである。mTORは増殖因子やインスリンなどに応答して,蛋白質複合体(mTORC1およびmTORC2)の中で機能し,細胞増殖,新陳代謝や細胞生存などの生理応答の制御に重要な役割を果たしている。しかしmTORの多様な役割が知られているにも関わらず,その基質が何であるかは知られていない。本研究では,定量的質量分析によりmTOR調節ホスホプロテオームを定義し,位置走査ペプチドライブラリーを用いてmTORの一次配列モチーフ特異性を同定した。その結果,インスリンに応答して生じるリン酸化は大部分mTOR依存性であること,mTORはプロリン,疎水性および芳香族アミノ酸配列の+1の位置を選好して作用することを見出した。さらにmTORC1の新規な基質としてGrb10を同定した。Grb10は増殖因子受容体チロシンキナーゼに付随するシグナル伝達複合体の形成で機能するアダプター因子であることから,mTORC1が増殖因子シグナリングの阻害に関与する機構を論じた。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  生物学的機能 

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