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J-GLOBAL ID:201102260303291255   整理番号:11A1548985

ベルベリンは,エントドキシン血症マウスでα_2アドレナリン受容体から独立している心機能不全および心筋好中球蓄積を予防する

Berberine prevents cardiac dysfunction and myocardial neutrophil accumulation independent of α_2 adrenoceptor in endotoxemic mice
著者 (9件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 1047-1051  発行年: 2010年 
JST資料番号: W1465A  ISSN: 1000-4718  CODEN: ZBSZEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】ベルベリン(Ber)は,リポ多糖(LPS)誘発性心機能障害を予防し,好中球浸潤を還元し,α_2アドレナリン受容体を活性化させることが報告されてきた。本研究は,Berによる好中球浸潤のα_2アドレナリン受容体活性および抑制がLPS誘発性心機能障害の改善に関与しているかどうかを確定することを意図している。【方法】マウスを,対照群,IPS群,Ber+LPS群,Ber+ヨヒンビン群(α_2アドレナリン受容体拮抗剤)+LPS群,ヨヒンビン+LPS群,Ber群,Ber+ヨヒンビン群およびヨヒンビン群にランダムに割り付けた。水,Ber(50mg/kg),Ber+ヨヒンビン(50mg/kg+2mg/kg)ヨヒンビン(2mg/kg)が一日一回3日間胃内投与した。正規の食塩水またはLPS(20mg/kg)を,3日目の胃内治療1時間後に腹膜内に注射した。LPS注射12時間後に,心機能を高分解能超音波検査により測定した。心筋の組織病理変化を顕微鏡下で観察した。さらに,心筋ミエロペルオキシダーゼ(MPO)を,ウエスタンブロット法により測定した。【結果】Ber,ヨヒンビンと結合したBerまたはヨヒンビンによる前治療は,LPS障害を有するマウスの心臓に病理組織学的変化を減弱した。心エコー評価は,LPS障害後12時間でLPSが心拍出量と一回拍出量を減少させることを示した。これは,Ber,ヨヒンビンと結合したBerまたはヨヒンビンによる前治療のより大幅に逆転したことを示す。対照群と比較して,LPSは心筋MPOの濃度を上昇させた。Berおよびヨヒンビンと結合したBerによる前治療は有意に心筋MPOの量を減らしたが,ヨヒンビン単独では有意に心筋MPOの量を減らさなかった。【結論】Berによる心機能不全の改善は,エントドキシン血症マウスでα_2アドレナリン受容体活性化および好中球浸潤抑制から独立している。Berによるα_2アドレナリン受容体の活性化は,マウスでLPS誘発性心機能障害の病因に関与する可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
循環系の疾患  ,  細胞膜の受容体 

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