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J-GLOBAL ID:201102261050136661   整理番号:11A0183395

エージング作用を受けた石炭灰フライアッシュ中の有害元素の挙動に関する研究

著者 (1件):
資料名:
号: 53  ページ: 180P  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: X0873A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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我が国では,エネルギー源の多様化を推進しており,特に石炭は,原子力と並ぶ石油代替エネルギーの重要な柱である。石炭灰の97.7%は,再利用が進んでいるが,利用分野は,セメント関係に偏っている。近年のセメント需要の減少する中,石炭灰の有効利用分野を模索していく必要がある。石炭灰の主要成分である石炭灰フライアッシュ(以下,フライアッシュ)は,微量のセレン,ヒ素,ホウ素,フッ素等の有害元素を含有しており,これら有害元素の不溶化処理が必要である。筆者らは,より低コストで,不溶化処理を達成できる手法を検討してきたが,本研究では,湿潤状態で静置するエージングによるフライアッシュの性状変化に着目した。エージング作用を受けたフライアッシュは,水分による化学・鉱物学的作用により,有害元素が,より安全な状態に変化している可能性がある。本文は,エージングによる有害元素の定量的な溶出抑制効果と,そのメカニズムを明らかにすることを目的とした各種実験の内容およびその結果について記した。
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引用文献 (64件):
  • 経済産業省資源エネルギー庁: 平成20年度エネルギーに関する年次報告 --エネルギー白書2009- (http://www.enecho.meti.go.jp/topics/hakusho/2010energyhtml/2-1-1.html)
  • 経済産業省資源エネルギー庁: http://www.enecho.meti.go.jp/policy/coal/datel/1.pdf
  • (財) 石炭エネルギーセンター: 石炭灰全国実態調査報告書 (平成20年度実績), 2010.
  • 環境技術協会, 日本フライアッシュ協会: 石炭灰ハンドブック--Coal Ash Handbook--平成17年版, pp. II-42-II-218, 2005.
  • (社) 土木学会エネルギー土木委員会新技術・エネルギー小委員 会石炭灰有効利用分科会: 石炭灰有効利用技術について --循環型社会を目指して-- 報告書, 2003.
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