抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アルマ望遠鏡(正式には,アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計:Atacama Large Millimeter/submillimeter Array)の最初の初期科学運用(サイクル0)の観測提案募集の案内が先ごろアナウンスされました。16台のアンテナでの観測とはいえ,既存のミリ波サブミリ波干渉計の性能を大きく上回り,さまざまな天文学の分野で大きな成果を出すと期待されています。本稿ではアルマを使って観測したい人を念頭に置き,初期運用に供される装置性能について説明し,観測提案の申込みから観測データを得るまでの流れを示します。こうした一連の手続きの中で,皆様の支援をするのが国立天文台三鷹キャンパスにある東アジアアルマ地域センターです。この地域センターの役割についても紹介します。(著者抄録)