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J-GLOBAL ID：201102261345575195   整理番号：11A0139646

地域の中の高齢者居住のこころみ コープさっぽろの過疎地域ニッチ戦略にみる地域福祉の再構築

CO-OP SAPPORO’S NICHE BUSINESS SUPPORTING WELFARE IN A DEPOPULATING COMMUNITY

著者 (1件)： 森傑 (北大)
資料名： 医療福祉建築  (Journal of Japan Institute of Healthcare Architecture)
号： 170  ページ： 10-11  発行年： 2011年01月01日 
JST資料番号： Y0183A  ISSN： 1349-7561  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 営利を目的とした大規模小売店舗の公共的可能性に注目し,生活協同組合コープさっぽろの過疎地域である赤平市における事業展開を調査した。コープさっぽろは旧赤平小学校を買収しして店舗を構え,組合員が無料で利用できる市内巡回バスを運行して,高齢者があかびら店に隣接する医療施設に通院するついでに買い物できる環境を提供している。店舗周辺には公共施設も集積しており,他の公共施設との相互利用の促進や,地域住民同士の社交の回復といった副次的な効果もにも結びついている。

シソーラス用語： 地域社会 ,  *老人 ,  住民 ,  *北海道 ,  過疎地区 ,  *スーパーマーケット ,  社会福祉 ,  *バス輸送 ,  医療施設 ,  公共施設 ,  共同利用 ,  コミュニケーション ,  私企業
準シソーラス用語： *コープさっぽろ

分類 (1件)： 住居地域計画一般  (RD03010G)

引用文献 (5件)：

• 北海道企画振興部地域づくり支援局特定地域グループ, 過疎地域・高齢化集落現況調査,2008.4
• 北海道経済連合会, 調査報告書「人口減少・少子高齢化社会における社会資本整備の必要性」概要報告,2010.4
• 相場奈津子・森傑, 地域インフラとしてのショッピングセンターの公共性に関する考察 兵庫県尼崎市「つかしん」を事例として, 日本建築学会・地域施設計画研究27,2009.7, pp. 205-212
• 相場奈津子・森傑, 生活協同組合による過疎地域への大型店舗出店事業の可能性 コープさっぽろ「あかびら店」に注目して, 日本建築学会大会学術講演梗概集E-1,2010.7, pp. 399-400
• 森傑, 民主導PPPによるコミュニティの賦活と更新, 開発こうほう, 財団法人北海道開発協会, No.567,2010.10, pp. 1-5

タイトルに関連する用語 (8件)： 地域 ,  高齢者 ,  居住 ,  過疎地域 ,  ニッチ ,  戦略 ,  福祉 ,  再構築