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J-GLOBAL ID:201102261541009785   整理番号:11A0145707

鉄酸化物被覆砂ならびにマンガン酸化物被覆砂の使用による水溶液からのニッケルの保持:反応速度論的ならびに熱力学的研究

Retention of nickel from aqueous solutions using iron oxide and manganese oxide coated sand: kinetic and thermodynamic studies
著者 (4件):
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巻: 31  号: 14  ページ: 1623-1634  発行年: 2010年12月14日 
JST資料番号: C0125B  ISSN: 0959-3330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は吸着プロセスの平衡の理解とモデリングに寄与することを目的とした。このため,鉄酸化物被覆砂(ICS)とマンガン酸化物被覆砂(MCS)を利用して水溶液中のニッケルを除去する実験を行い,接触時間,溶液のpH,ニッケル濃度,温度が収着されるニッケルの量へ及ぼす影響を調べた。実験では,硝酸ニッケル六水和物の水溶液をバッチ平衡法で処理した。さらに,実験結果からLangmuirとFreundlichの吸着等温式の定数を求めるとともに,4種類の脱着溶液(硝酸,塩酸,酢酸,蒸留水)によるニッケルの溶出試験も実施した。実験と実験結果の解析から,以下の結論を得た。金属酸化物被覆砂は水溶液中のニッケル除去のための吸着剤として最適であった。調査で使用したシステムにおける収着速度は擬似的な2次速度モデルに従い,これは吸着メカニズムが化学吸着プロセスであることを示唆した。収着等温式はLangmuirとFreundlichの双方で表現できたが,Langmuirモデルは実験データと良い相関を示した。収着剤1グラムあたりの吸着能力の計算値はICSで2.93mg/g,MCSで3.33mg/gであった。さらにICSとMCSについて,熱力学パラメータであるギブスの自由エネルギー,収着熱,エントロピー変化を求めた。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の物理的処理  ,  吸着剤  ,  反応工学,反応速度論 

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