抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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実用化されて5年経過したコンクリートの圧縮強度を非破壊で測定する標題テスタの測定原理と理論的背景をリバウンドハンマと比較して説明した。1)リバウンドハンマではハンマでプランジャーを打撃して打撃力を発生させるが,コンクリートテスタでは直接ハンマでコンクリート表面を打撃する。2)リバウンドハンマの反発度は,実際的にはコンクリート表面のバネ係数を間接的に測定している。3)リバウンドハンマでは打撃力に制限があるため,高強度コンクリートへの適用性に問題があるが,コンクリートテスタでは高強度コンクリートに適用できる。4)後者はハンマ質量を2倍にしたことにより,測定値が安定し,特に表面が劣化したコンクリートについても少ない試行回数で残存強度の測定が可能となった。