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J-GLOBAL ID:201102261794067960   整理番号:11A1032859

神経発振の遷移が視覚と聴覚の言葉で生ずる予想誤差を反映する

Transitions in neural oscillations reflect prediction errors generated in audiovisual speech
著者 (4件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 797-801  発行年: 2011年06月 
JST資料番号: W1370A  ISSN: 1097-6256  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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予測符号化理論によれば,トップダウン予測は後方向へ伝達され,予測誤差は皮質の階層を前方向へ伝播する。その影響は脳波に現れるとして,本研究では,音声言語と視覚言語の不一致を予測誤差として用いてヒトの脳波をMEGで解析した。その結果,予測誤差が皮質活動の周波数と空間分布を変化させることを検出できた。つまり,視覚言語入力が聴覚言語シグナルを正しく予測させるとき,高次言語野でゆっくりしたδ波(3~4Hz)が発生したのに対して,予測させないように誤差を入れると,低β(14~15Hz)/高γ(60~80Hz)結合領域が多感覚領域(領域STS)に局所的に出現した。脳波応答でのこの周波数の遷移が聴覚と視覚の一致度とともに変化し,低次感覚野でのγ活動の増加を伴っていた。これらの結果は,ボトムアップ予測誤差が主に高周波(γ波)で伝達されるのに対して,トップダウン予測が低周波(β波)で伝わることを支持した。
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分類 (1件):
分類
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中枢神経系 

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