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J-GLOBAL ID：201102262270910100   整理番号：11A1430515

新しい繁殖技術を活用したウシの受胎率向上 受精卵移植を活用した暑熱環境下におけるウシ受胎性の改善

著者 (1件)： 高橋昌志 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ)
資料名： 農林水産技術研究ジャーナル  (研究ジャーナル)
巻： 34  号： 9  ページ： 28-33  発行年： 2011年09月01日 
JST資料番号： Y0218A  ISSN： 0387-9240  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我が国の夏は高温多湿であり,夏季の高温は国内の広い範囲に及ぶが,これら夏季の高温・高湿度は家畜の生産性に大きな影響を及ぼす。特に,夏季の高温下ではウシ人工授精実施後の受胎率が非暑熱期と比べて低下し,年間を通じての計画的な産子生産や牛乳生産に深刻な影響を与えている。近年,特に問題化している温室効果ガスの増加や気象変動による世界的な夏季気温の上昇は,家畜生産にも大きく影響することが予想される。本稿では,夏季高温期に見られる人工授精後受胎率低下の要因を胚発生初期の暑熱感受性からの観点に関する研究知見を中心にして,暑熱耐性が高まることが知られている受精卵移植技術を積極活用することで,受胎率向上が期待できる技術研究について解説する。(著者抄録)

シソーラス用語： *乳牛 ,  *胚移植 ,  温熱環境 ,  *受胎率 ,  *暑熱ストレス ,  生殖器疾患 ,  人工受精 ,  夏 ,  生殖能力 ,  胚 ,  機能 ,  耐熱性 ,  温室効果ガス ,  養畜 ,  ウシ ,  飼育管理 ,  インターフェロン ,  ジエン ,  不飽和アルコール ,  不飽和カルボン酸 ,  脂環式アルコール ,  ポリオール ,  *産婦人科医療 ,  プロスタグランジン
準シソーラス用語： インターフェロンτ ,  夏季 ,  家畜飼育 ,  飼養管理 ,  *受精卵移植 ,  初期胚 ,  暑熱環境 ,  暑熱対策 ,  生理機能 ,  低受胎 ,  熱耐性 ,  繁殖機能

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  繁殖管理  (FD01030C)

物質索引 (1件)： PGF_2α

タイトルに関連する用語 (7件)： 繁殖 ,  活用 ,  ウシ ,  受胎率 ,  受精卵移植 ,  暑熱環境 ,  受胎