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J-GLOBAL ID:201102262487545796   整理番号:11A0498543

蛋白質のループ領域へのコード化可能ランタニド結合タグの工学

Engineering Encodable Lanthanide-Binding Tags into Loop Regions of Proteins
著者 (8件):
資料名:
巻: 133  号:ページ: 808-819  発行年: 2011年02月02日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ランタニド結合タグ(LBT)を蛋白質にもっと硬く付けるために規定ループ領域に単一LBTを組み込んだ。モデル蛋白質インターロイキンIL1β(IL1β)のループ位置52~55,74~77,138~141(それぞれS,L,R)にGYIDTNNDGWIEGDELY(/X/)を挿入した。Sの場合はVQGEESKIPVAL部分のSK間に挿入して-ES/X/KI-(S2)を調製して-ESN/X/DKI-(S3)及び-E/X/I-(S1)に誘導し,同様にL,Rでも2系列(L2,R2)から3及び1系列を調製した。計9個の構築物はTb3+と低ナノ規模範囲でしっかり結合することを実証した。IL1β-S1及び-L3のX線結晶構造,及びIL1βの残りと野生型の1H-15N異核種単一量子コヒーレンスNMRスペクトルの比較ではLBTの挿入でこの融合蛋白質内で大きい変化はなかった。さらにLBT-ループIL1β蛋白質の本来の結合相手への結合は不変であった。大きな残留双極子結合(RPC)が全てのLBT-ループ構築物のNMR分光学によって決定でき,LBT-2系列がIL1β構造に硬く組み込まれることを明かにした。RDC及び偽接触シフトに基づいてループ-LBT変異体IL1β-R2の常磁性NMRスペクトルの帰属をし,Δχテンソルの成分を計算した。常磁性制約を用いてIL1β-R2構築物の構造モデルを計算した。これらの結果はコード化可能LBTを構造既知の蛋白質のループ領域に挿入した時あるいは相同モデリングを介して予測された時にLBTが多様な生物理学的タグとして働くということへの支持を提供した。
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