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J-GLOBAL ID:201102262557827212   整理番号:11A0929983

肝癌細胞におけるHLA-E遺伝子のHLA-EsiRNA発現抑制

HLA-E siRNA silence expression of HLA-E gene in hepatocarcinomal cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 29-32  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2291A  ISSN: 1001-1978  CODEN: ZYTOE8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】HLA-EmRNAの様々な標的部位に応じて,3種類のHLA-EsiRNA鎖を設計,合成し,効率的siRNAを選択するためにBEL-7402で発現抑制の効率をHLA-E(+)と比較した。【方法】5×105IUL(-1)IFN-γにより誘導され,HLA-E(+)を発現した肝癌細胞BEL-7402細胞を標的細胞としてフローサイトメトリーにより選別し,精製した。3種類の特異的siRNA(A,B,C群)を設計,化学的に合成し,次にそれらは(0.1mmol・L(-1))の濃度で,Lipofectamin2000を用いてそれぞれ標的細胞の中に形質移入された。48時間後,A,B,およびC群におけるHLA-E遺伝子に及ぼす発現抑制効果を免疫蛍光法,フローサイトメトリー,ウェスタンブロット法およびリアルタイムPCRにより定量的に観察し,同じくNK殺細胞率により標的細胞へのNK細胞毒性を評価した。【結果】対照あるいは非特異的siRNA群と比べ,細胞表面上のHLA-E抗原,蛋白質産物,HLA-EmRNA及びHLA-E分子はA,B,C群において有意に下方制御され(P<0.01),A群よりB,C群でより発現が抑制(90%以上)された(P<0.01)。A,BおよびC群におけるNK殺細胞率は有意に改善され(P<0.01),A群よりB,C群においてより高かった(P<0.01)。【結語】標的としたsiRNAは肝癌細胞において特異的に,効率的にHLA-E発現を抑制し,非古典的経路を介して免疫逃避を調節している可能性があり,肝癌細胞の遺伝子免疫療法の新たな戦略を示唆している。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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