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J-GLOBAL ID:201102262627963623   整理番号:11A1654107

長い非コード化RNAは競合的内在性RNAとして機能することにより筋肉の分化を調節する

A Long Noncoding RNA Controls Muscle Differentiation by Functioning as a Competing Endogenous RNA
著者 (13件):
資料名:
巻: 147  号:ページ: 358-369  発行年: 2011年10月14日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近,RNAが共有したマイクロRNAのために競合することによって,互いにクロストークする新たな制御回路が特定された。そのような競合する内在性RNA(ceRNA)は,それらのターゲットにおいてmiRNA分子の分布を制御し,それにより転写後の制御について付加的レベルを与える。本研究で著者らは,筋肉に特異的な長い非コード化RNAであるlinc-MD1を同定し,それはマウスとヒトの筋芽細胞において,ceRNAとして作用することにより筋分化の時間を支配する。linc-MD1の下方制御あるいは過剰発現は,筋分化プログラムの遅滞または促進とそれぞれ関係する。著者らによれば,linc-MD1は,筋肉特異的な遺伝子発現を活性化する転写因子であるMAML1とMEF2Cの発現を抑制するために,miR-133とmiR-135を”吸収する”。最後に著者らは,linc-MD1がヒト筋芽細胞において分化のタイミングで同様の調節を示し,そのレベルがDuchenne筋肉細胞において強く減少することを明らかにする。著者らは,ceRNAネットワークが筋肉分化で重要な役割を果たすと結論する。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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運動器系の基礎医学  ,  遺伝子発現 

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