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J-GLOBAL ID:201102262716906056   整理番号:11A1331038

EGb 761(イチョウ)は活性酸素種及び酸化窒素関連アポトーシスの減少によってゲンタマイシンで誘発された中毒性難聴から蝸牛有毛細胞を保護する

EGb 761 (Ginkgo biloba) protects cochlear hair cells against ototoxicity induced by gentamicin via reducing reactive oxygen species and nitric oxide-related apoptosis
著者 (3件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 886-894  発行年: 2011年09月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ゲンタマイシンは効果的で強力な抗生物質である。その延長使用又は過剰使用は内耳に不可逆的損傷をもたらす。耳予防戦略の開発はゲンタマイシン耳毒性の研究で主要で緊急の目標である。イチョウ葉とその抽出物は世界で最も広く使われているハーブ製品及び/又は栄養補助食品の1つである。ここでは,in vitro器官培養とin vivo動物モデルを用いて,ゲンタマイシン耳毒性に関するEGb 761(EGbの標準製剤)の保護作用と活性酸素(ROS)の関与と酸化窒素(NO)関連機構を調査した。ゲンタマイシンはEGb 761で予防が可能な蝸牛培養で有毛細胞損傷を誘発した。EGb 761は,ゲンタマイシン誘導ROSとNO産生も有意に誘導した。さらにまた,EGb 761はゲンタマイシンで処理した培養蝸牛の細胞アポトーシスを抑制した。正円窓膜上へのゲンタマイシン適用のモルモットにおいて,平均値聴性脳幹反応閾値,蝸牛有毛細胞損傷とアポートシスの比率は対照と比較して有意に上昇した。そして,これはEGb 761の経口投与によって防止が可能であった。個々のEGb 761成分ケルセチン,ビロバリド,ギンクゴリドA及びギンクゴリドB(ケンペロール以外)は,ゲンタマイシン誘導性有毛細胞破損を予防した。 これらの結果は,EGb 761は,ROS及びNOの生成の低減と,以降の蝸牛における有毛細胞アポトーシスの抑制によってゲンタマイシン耳毒性に対して保護作用を持つことを示す。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  植物の生化学 

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