抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年の超分子化学の進歩は大きさや機能の異なる多様で魅力的な多数の化合物を創出した。とくに,最近ではより複雑で不連続な二次元及び三次元超分子集合体の自己組織化に関する研究が注目を集めている。本レビューはこれらの自己組織化超分子創出の設計原理について簡単に解説した後,以下の集合体毎に超分子構造形成の具体例を示した。1)二次元集合体 A.荷電系(菱型分子,三角形分子,四角形分子,三角形-四角形平衡,長方形分子,その他),B.ニューラル系,C.キラル系,D.機能的系とそれらの性質,E.二次元系の応用(分子認識,化学センサー,キャビティ制御触媒作用,生物学的応用),2)三次元ナノケージ A.アルキメデス系及びプラトン系(四面体系,立方体系,八面体系,二十面体系,立方八面体系),B.その他の配位ケージ(三角双錐及び複立方体系,アダマンタン様系,三角プリズム系,四角プリズム系,分子ボックス系,分子スフェア系),C.キラル系,D.機能的系,E.三次元ケージの応用,3)その他の集合体 A.配位駆動自己組織化における自己選別と自己種分け,B.表面束縛集合体,C.新規キャラクタリゼーション法,D.レーザ分光法を用いた光物理学的研究。