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J-GLOBAL ID：201102263057134993   整理番号：11A0405561

CIP洗浄中の細菌胞子の再-付着

Re-adhesion of bacterial spores during CIP procedures

著者 (1件)： FAILLE Christine (INRA)
資料名： New Food  (New Food)
巻： 13  号： 6  ページ： 13-17  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： W1426A  ISSN： 1461-4642  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： CIP洗浄は表面から細菌を完全に除去して食品加工ラインの衛生を確保しなければならないが,多数の残存微生物がCIP後に観察されている。脱落した微生物の一部が後工程で再-付着するとの仮説を立て,加工ラインに沿って再-付着の状況を検討した。その結果,再-付着現象は現実にあり,この状況は無視できないことが分った。食品加工及びCIP洗浄の工程は多様ではあるが,流れのパターンが重要な役割を果しており,再循環や減速の流れが局在するゾーンで細菌胞子の再-付着が促進される。しかし胞子再-付着は,CIP中にホットな水酸化ナトリウムと接触する環境によって胞子表面が傷害を受けるため,限定されたものになると見られる。ホットな水酸化ナトリウムは胞子及び細菌の栄養細胞の不活性化に特に有効で,再-付着細胞の多くは食品を再汚染することはない。それにもかかわらず,工程ラインの汚染リスク抑止のため,洗浄戦略は再-付着現象を考慮して構築すべきである。

シソーラス用語： *食品衛生 ,  食品工業 ,  *食品工業機械 ,  食品工場 ,  *CIP洗浄 ,  減速 ,  流体流 ,  食品加工 ,  水酸化ナトリウム ,  食品汚染
準シソーラス用語： *細菌胞子 ,  *細菌付着 ,  再循環流れ

分類 (3件)： 工場衛生・衛生工学一般  (FJ02021H) ,  食品工業一般  (FJ02010F) ,  食品衛生一般  (FJ01051H)

タイトルに関連する用語 (2件)： CIP洗浄 ,  細菌胞子