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J-GLOBAL ID:201102263291067493   整理番号:11A1056724

真核性クロマチンDNA複製時にヒストンシャペロンFACTを結合する二相性クロマチン

Biphasic chromatin binding of histone chaperone FACT during eukaryotic chromatin DNA replication
著者 (11件):
資料名:
巻: 1813  号:ページ: 1129-1136  発行年: 2011年06月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Facilitates chromatin transcription(FACT)複合体は,クロマチン構成における核DNA処理に影響を及ぼす。真核生物のDNA複製におけるFACTの関与は明らかになりつつあるが,DNA複製時のその生化学的挙動についての明確な理解は得られていない。本研究では,Xenopus卵抽出物無細胞系を使用して,FACTのクロマチン結合動力学を分析した。FACTには少なくとも2つの異なるクロマチン結合相があることを見出した:1)開始点許可に関与しないDNA複製開始の迅速なクロマチン結合相,2)開始点許可後に始まるクロマチン結合の第二相。興味深いことには,DNA複製が起点発火前の許可状態でCdc6の添加によって閉鎖された時,初期結合FACTは,クロマチンから解離した。FACTのCdc6誘導除去は,DNAポリメラーゼ,CDK又はCdc7の活性を抑制することによるのではなく,ゲミニンによる開始点許可の阻害によって阻止された。さらにクロマチン移動実験により,FACTの後期結合を害することがDNA複製活性を危険にさらすことを明らかにした。これらの結果をもとに,FACTに迅速なクロマチン結合活性があったとしても,クロマチンのFACT結合パターンは開始点許可後に変わること,それはDNA複製機構への機能的結び付きを確立するのに寄与する可能性があることを示した。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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遺伝子の複製  ,  細胞構成体の機能  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (5件):
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