抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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長崎県大村市の大村扇状地に見られる郡川河岸段丘群と旧河道について,国土地理院発行の航空写真および諫早・大村水害航空写真を判読した。また既発行の沿岸海域土地条件図や諸報告を基に地質断面図を作成するとともに,5万分の1の地形図から郡川流域の集水面積および大村扇状地の扇面面積を測定した。その結果,郡川流域では高度差50~100cm程度の11枚の段丘面を確認した。旧期扇状地面では3ないし4本の蛇行した旧河道が確認できた。郡川の集水面積は54.7km
2,大村扇状地の扇面面積は11.3km
2と計測された。その大部分を旧期扇状地面が占め,新規扇状地面の分布は狭い。扇状地堆積物の基盤は陸から海に向かって深くなり,最も深い場所で-150mである。